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失敗しない不動産鑑定士の選び方

不動産鑑定というのは、一般的に、あまり馴染みのないものであると思います。
そのため、「どこに頼んでも同じ」とお考えの方も多いのではないでしょうか?

不動産鑑定事務所はたくさんありますが、実は「どこに頼んでも同じ」ではありません。
場合によっては、無用のトラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではないのです。

ここでは、「失敗しない不動産鑑定士の見分け方」をお伝えしたいと思います。

よくあるトラブル例

あまり考えずに不動産鑑定・評価を依頼してしまうと、次のようなトラブルが起こる可能性があります。

1.電話時のトラブル
  • せっかく電話したのに、こちらが知りたいことに答えてくれず、面談の予約を急かしてきた
  • 不動産鑑定について聞いても、値段の話しかしてくれない
  ※「簡易鑑定」という表現にご注意ください

2.相談時のトラブル
  • 明らかに経験の浅いスタッフに担当されてしまった
  • 質問してもその場で答えてくれず、「持ち帰って上司に相談します」としか答えてくれない
  • 値段の安さばかり強調して、詳細を話してくれない
3.依頼後のトラブル
  • 電話、メールの対応が遅い
  • 途中経過の連絡がまったくなく、進んでいるのか不安になった
  • 担当者と連絡がつかない
  • 急いでいたのに、期限までに間に合わせてくれなかった(相続や売買など、期限がある場合は十分お気をつけ下さい)
4.納品時のトラブル
  • 不動産鑑定評価書を納品してもらっただけで、その後のアドバイスなどが一切ない
  • 納品後、聞きたいことがあって連絡しても、連絡がつかない

このように、対応の仕方一つとっても、全く違ってきます。
こういったトラブルに巻き込まれないために、以下の3つのチェックポイントを覚えておきましょう。

  • (1)経験豊富な専門家に依頼すること
  • (2)担当者を信頼し、依頼目的などをしっかり伝えること
  • (3)なるべく早めに相談すること

(1)経験豊富な専門家に依頼すること

まず、「経験豊富な専門家に依頼すること」が最も重要なポイントになります。
しかし、何をもって経験豊富とするか?というのは、なかなか判断が難しいものです。
そのような方のために、信頼できる専門家の条件を以下にご説明いたします。

専門家の経験値
  • 今までの不動産鑑定・評価の実績を公開している。(少なくとも100件以上の実績がある)
  • 長い年数、不動産鑑定業務に携わっている。(少なくとも10年以上の実務経験がある)
  • 不動産に関する知識が十分にある
  • 不動産以外の知識も豊富に持っている
対応の柔軟性
  • 全国どこでも柔軟に対応してくれる
  • 1週間以内のスピード対応にも応えてくれる
  • 必要な時に、その道の専門家を紹介してもらえる
  • 不動産鑑定評価書の作成だけではなく、いろいろなアドバイスもしてもらえる

※特に「不動産売買」「不動産投資」などの目的で不動産鑑定評価書を作成してもらうときは、売買・投資のコツなどもアドバイスできるところがベターです。

※大手の業者なら安心?

⇒ そうとは限りません。
大手の業者は、マンパワーを駆使して、大幅な値下げをしているところもあります。
しかし、値下げしたことにより、流れ作業で仕上げられてしまったり、柔軟な対応を拒むケースも少なくありません。
「安さ」よりも「どれだけ柔軟に、親身に対応してくれるか?」との兼ね合い(費用対効果)を考えることをお勧めいたします。

(2)担当者を信頼し、依頼目的などをしっかり伝えること

不動産鑑定評価の前には、必ずヒアリングが必要になります。
不動産鑑定評価書の中に、「鑑定の目的」などを記載する項目があるためです。

そのため、ヒアリングの際には必ず、「何を目的に不動産鑑定評価書を作成してほしいのか?」をしっかり伝えるようにしましょう。
その他、ヒアリング時に聞かれたことに対しては、なるべく詳細に伝えておくことをお勧めします。
(そうすることで、お互いの理解が深まり、仕事の質やスピードも上がりやすくなります。)

(3)なるべく早めに相談すること

不動産鑑定評価書の依頼の中には、急ぎの場合もあります。
例えば、相続や融資などのために不動産鑑定評価書の作成を依頼される時は、期限までに間に合わせなければいけません。

当然、相談するのが遅ければ、それだけ完成も遅くなってしまいます。
不動産鑑定評価書の必要性を感じたら、なるべく早めに相談することをお勧めいたします。

以上が、「失敗しない不動産鑑定士の見分け方」です。
参考になれば幸いです。